マナ・ファームの農作物
この度はマナ・ファームにご興味をお持ち頂きありがとうございます。
私は2011年の東北の震災の後1ヵ月後 から、食の大切さと自給自足の重要性を自覚し、そこからNPO法人アースアズマザー(愛知県本部)にてボランティアで泊り込みで学ばせて頂き、農と関わり始めました。
私がそこで学んだ農法は、大自然の摂理を理解し、そこに人としてどうあるかどう生きるか、そしてその上で植物達と自分達との関わり方はどうあるべきか、ということを実践として落とし込んだ持続可能な真農業でした。
農の目的は、生きる基盤のための食づくりだけではなく、土づくりをすることも含みます。それは地球を良くすること。土が出来ればその土に水がしみこみ、それが河川に流れてすべての循環ができる。そうなれば全体を綺麗にすることができます。
ですので農薬や除草剤・化学肥料の使用は一切しないのは当然、微生物の重要性はもちろん、自家採取も行いながら、食べて元気になれる美味しい作物づくりを志しています。
農家 / Earth as Mother 三重 副理事長
市川 詢(まこと)
~ こだわり ~
慣行農法では、綺麗で形の良いものは出来ても身体を作るための重要な栄養素は欠けている事があります。
それを補うためには、植物本来の力を引き出してあげることが必要です。
具体的には以下の作業を行います。
1、土づくり
2、自家採取
3、農薬・除草剤・化学肥料不使用
4、植物に合わせた適期の播種、土寄せ、除草、収穫
これらを行うことで、植物たちの世代を超えての力の引継ぎや生きる力を引き出してあげられます。
また、干すものは機械乾燥せず天日干しするのもこだわりです。
ただし、ニンニク・玉ねぎは黒マルチを使用します。それで化学物質過敏症で食べられない方もおられるそうですので、化学物質過敏症の方はニンニクと玉ねぎの購入はお控えください。
圃場は2016~2017年より耕作を始めた場所が多いです。
土づくりを随時精力的に行っておりますが、田畑を借りる都合上、前作では慣行農法だった圃場もあり、まだまだ出来ていない土が多いため、その点はご了承下さい。
また、持続可能な農法の継承も考えており、イベントを通してこれからの未来を担う子ども達に生きる力を身につける方法を伝えていきたいと考えています。